GPSから取得した経緯度のデータは、小数点以下の桁数が不揃いなので、そのまま表示すると少々見難い。そこで表示前に整形することにする。
- num.toFixed(int) :小数点以下の桁数を揃える
- str.slice(int):先頭(末尾)から文字列を切り出す
パラメータで小数点以下の桁数を指定する。戻り値は(当然)文字列。
(例1) (123.456789).toFixed(3) => ’123.457′
パラメータで切り出す文字数を指定する。負数を指定すると文字列の末尾から処理される。これを使うと、いわゆる「ゼロパディング」が実現できる。たとえば、先頭にゼロをつけて必ず7桁(=整数3桁+小数点+小数点以下3桁)にしたい場合は以下のようにする。
(例2) (’000′ + ’12.345′).slice(-7) => 012.345
(例3) (’000′ + ’1.234′).slice(-7) => 001.234
本当はゼロパディングではなく、空白を埋めたほうが見た目はいいが、最終的にHTMLとして表示することを考えてゼロで埋めることにする。(連続する空白は無視される。)